成道会
2024年12月8日
成道会は、釈尊が悟りを開いた日に行われる法会のことで、降誕会、涅槃会とともに仏教三大行事の一つです。
仏伝には釈尊が悟りを開いた瞬間、「奇なるかな。奇なるかな。一切衆生ことごとくみな、如来の智慧・ 徳相を具有す。ただ妄想・執着あるを以(もっ)ての故に証得せず」と、思わずつぶやいたと記されています。
つまり生きとし生けるものは、本来仏とおなじ悟りを得る可能性をもっているものの、その欲や迷いのために心が曇ってしまうということです。
本会では、自己中心的になるのではなく、人さまに尽くさせて頂こうと、日常的に実践する中に、欲や迷いを超えていく道があるとし、自分の救われだけではなく、触れ合う人々の幸せを願う人間になることをめざし、本部大聖堂や全国教会で式典が行われます。