ご供養
いのちの尊さ、有り難さに気づく
いのちの尊さ、有り難さに気づく
感謝の表現
朝夕に家庭でご供養(読経(どきょう))することは、大切な基本信行の一つです。
その意義は、法華経に説かれている人間としての真の生き方を身につけ、人さまのお役に立つ行いのできる人間にならせて頂くことにあります。
それは、一つには、ご先祖さまから連綿と受け継がれてきた”いのち”と、子孫への祈りに感謝を表すことといえます。
ご宝前(ほうぜん)のお給仕をさせて頂くことも、感謝の表現にほかなりません。
仏さまと対話
二つには、私たちを生かしてくださっている仏さま(ご本仏)と対話をすることです。
仏さまと対話させて頂くと、忙しさに紛れている時には分からなかった自分の至らなさや周りの人々のおかげさまにふと気づかされます。
また、仏さまの教えや願われることが胸に染み込んでくることもあるでしょう。
朝のご供養では、精進を誓い、夕べには感謝をさせて頂きます。
ご供養をさせて頂くなかで、仏さまの尊い心を信受し、教えを実践することこそが、一番大切な供養なのです。